公正競争規約やガイドライン・通達等、業界団体による自主規制基準などがあります。
目次
公正競争規約
業界の申し合わせによる自主規制の一種ですが、公正取引委員会および消費者庁の認定を受けたものであり、純粋な業界自主規制とは区別されています。法律および通達などの公的基準を補完する重要な役割を果たしています。
主務官庁の解釈基準・ガイドライン・指針・通達・告示等
これらは、法令と自主基準の中間に位置するものですが、主務官庁が関係した有権解釈であって、事実上の強制力を有しています。
業界団体による自主規制基準
業界団体による自主規制基準、広告主団体、広告業団体および広告媒体会社が、法律や主務官庁の通達・有権解釈などとの隙間を埋め、社会との調和(CSR)のために適正な広告活動を進めていくという意思を自発的に表明している点において、極めて重要な役割を有しています。
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