【基本コラム10】病院、診療所で禁止される広告・可能な広告とは?

目次

病院・診療所で禁止される広告

  • 広告が可能とされていない事項の広告(例:術後生存率50パーセント)
  • 虚偽広告(例:絶対安全な手術です!)
  • 比較優良広告(例:肝臓がんの治療では、日本有数の実績を有する病院です。著名人も当院で治療を受けております。)
  • 誇大広告(例:知事の許可を得た病院です。)
  • 患者等の主観に基づく、治療等の内容または効果に関する体験談
  • 治療等の内容または効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前または後の写真等
  • 公序良俗に反する内容の広告表示
  • 品位を損ねる内容の広告表示
  • 他の法令又は他の法令に関するガイドラインで禁止される内容の広告表示

条件付きで広告可能な医療広告

公的保険の適用がない自由診療に関しては、「自由診療」である旨と、標準的な治療費を表示することにより広告ができます。

  • URLをコピーしました!

コラム著者/代表紹介

合同会社アドリーガル 代表社員(CM考査アドバイザー)
保有資格:消費生活コンサルタント
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会会員

1945年生まれの博多っ子。
1968年慶應義塾大学法学部政治学科卒業
同年RKB毎日放送入社
1998年第6回日本広告連盟広告大賞「ありがとう~世界一短い感謝状~」プロデューサー
2006年までRKB毎日放送ラジオCM考査責任者 退職
2008年から合同会社アドリーガルを創立し、現在に至る。

目次